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お正月は人並みに、初詣に行くことにしている。家族が全員揃っていたときは、近くの大きい神社へ車で出かけていた。家族がだんだん少なくなり、今では歩いていける近くのお寺ですませている。
高倉寺宝積院(たかくらじほうしゃくいん)は、ひっそりとして煌びやかさは全くないが、沿革を調べてみたら、古い歴史の由緒ある寺院であることが判った。 ◆705年に行基が開基、自作の薬師尊像を安置。 ◆810年には弘法大師が大日如来を刻み安置。 ◆高倉天皇が御幸し深く感銘、「高倉寺」の寺号を下す。 ◆応仁の乱と信長の焼き討ちで消失。 ◆岸和田藩主四男、小出三伊(みつまさ)により慶長末年(江戸前期)再建され現在に至る。 何気なくいつも母と参っていた。母は私や息子(孫)が外国旅行の時とか、また孫の受験など、いつも祈願してくれていた。 ![]() 高倉寺の正面参道。 ![]() 境内にある、これまた古くて由緒ある釣り鐘を、近所の子供らしき二人がつこうとしていた。珍しくこの子たちが私に話しかけてきた。その男の子二人(兄弟だった)と裏にある大樹に出来た、猿の腰掛けのようなキノコを見ながら、いろいろ話をした。何処の子供か判らないが、知らない大人とはしゃべらなくなっている昨今、何だかホッとさせられる初詣であった。 |
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今日はもう3月4日。この一週間は思わぬ出来事が連続して起こり、気がつけばひな祭りは終わっていた。
今日は 「自然と科学」 の菅野先生が出品された「作陶展」に友人と朝から出かけた。 この作品展は何度か拝見したが、アマチュアながらレベルの高い作品が180点ちかく展示されている。菅野先生もかなりの力作であった。 一通り見終わって控え室でお茶とお菓子をご馳走になり、友人持参の銘菓と、これまた直ぐに売り切れるという、ゼリーでできた一口台菱餅をご馳走になった。そこで菱餅の色はどこから由来しているのかの話になった。 一番下のグリーンは「下萌え」、白は「残り雪」、ピンクは「桃の花」から来ているとのことだった。日本人の感性はすばらしい!言葉も美しい。下萌えなんて、春を待って地中から芽の出るさまを萌えるという言葉で表すなんて! 都会では真っ白な残雪など見ることは出来ないが、北の国を想わせ彷彿とした思いが湧いてくる。そこに可愛い桃の花。念のためgoogleで検索してみた。 色をつけるのに現在のように科学薬品は使わなかったから、すべてが自然食品だ。赤い色は先祖を尊び厄を祓う意味で、解毒作用のある山梔子(やまくちなし)を用い、桃の花を表した。 白は菱の実で、血圧低下の効果を得て、清浄の意味を表し、残雪とした。 緑の草餅は、はじめは母子草(はこべ)だったが、後に増血効果のある蓬(よもぎ)を用い、春に芽吹く蓬の新芽によって、穢れを祓い、萌える若草をたとえたということだそうだ。 ![]() 知らない方の作品だが、おひな様に因んで・・・。菱餅がなくて残念! ![]() 菅野先生の作品 |















