日本の水道水は安全だと聞いているが、我が家のような集合住宅は、一旦給水塔に溜められたものが配水されるので、あまり安全とは言えないようだ。給水塔の中はとても非衛生的で、ネズミなどが落ちていたりして、もし中を見たら、もう飲めないよ!と聞いたことがある。
「トリハロメタン」と言う言葉を昔母から教わった。だから浄水器を買うと言って買った。初期のその製品は、今から思うと非常に原始的なものだが、活性炭がたっぷり入っていて、我が家のように少人数の家族なら、3年以上交換しなくてすんだ。
何度か活性炭を交換してきたが、そろそろ変え時か?と、カルキチェックをしたら、少し黄色味を帯びていたので、器具を購入したS店へ出かけた。
型番は?と聞かれたが、自分が買ったものではないので全く判らない。「型番なんて入ってませんでした!」「どんな形ですか?」「丸い筒方で赤い蓋のある・・・」「あぁ!随分昔のですね!この店が出来た頃のですよね?!アレはもう30年以上も昔のものですよ!!もう交換用の活性炭製造していませんねぇ!そう言っては失礼ですが、容器に傷もあるでしょうし、今の製品は機能も随分良くなってますし、新しいのをお買い求めいただく方が・・・」
10年ほど前、母がまだ元気だったころ、いちいち水道から水を汲むのは不便だろうと、知人の薦める水道直結型のを購入したことがあった。「飲み水や調理にはレバーを倒して使ってください。別のホースから流れる水は、その他洗い物など、口に入る以外にお使い下さい」とのことだった。
ところがその頃の母は、認知症気味で、今までと違うやり方は理解できないらしく、レバーを倒さないで使うので、高価なものを買った意味がなく、やむを得ず返品せざるを得なかった。
今は水の使用量も少なく、高価な浄水器を買う気がしない。パンフレットをみていたら、飲み水用の卓上の小さいのがあった。ただ浄化するだけで、イオン水などの複雑な機能はなく、少々面倒だが、成長期の子供もいない、今の私にはこれで十分だと思った。
